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今週の一言

熱意は伝わる [2008.09.03]

人の心を打ち、その心を動かすものは何か?
もし、同じ価格のものが、同じサービスで提供されるとすれば、熱心なセールスマンから購入しようと思うものです。

松下幸之助が小僧時代に経験したことはたいへん興味深いものがあります。
年は、数えで15歳 五代商会という自転車店で奉公していたときの話です。当時、自転車は珍しいもので今の自動車かそれ以上の値打ちがあり、小僧が販売を任されるということはとうていなかったという状況です。
ところが、ある時、得意先から「自転車を見せてほしい」という依頼があったのに、見せに行く番頭さんが不在、そして、この小僧(松下幸之助)に偶然のチャンスが到来し、自転車を見せに行くことになりました。小僧は売り込んでやろうと、はりきって 知っていることすべてを説明し得意先のご主人に「買って下さい」と言いました。そして、ご主人曰く「よしよし、お前はなかなか熱心な、かわいい子だ。買ってやろう。買ってやるから一割引にしておきなさい」と言われました。小僧幸之助は喜んで帰ってご主人に報告しました。喜んでもられると思いきや、「一割引きとは、どういうものだ。初めから一割も引いていたのではどうにもならない。もういっぺん先方へ行って、五分だけ引きますと言ってこい」
小僧幸之助は今更得意先のご主人に"五分引きにしてください"とは言えない。今度は、店のご主人に「1割引にしてください」と泣いて訴えました。
結果はどうなったのでしょうか。後に、先方の番頭さんから連絡があり、事の次第が明らかになりました。先方のご主人はどうしたのでしょうか。こう言いました。「それなら五分引きで買ってやろう。そして、君が五代商会にいる間は、自転車は五代商会から買うことにしよう」と言ってくれたそうです。確かに、小僧の熱意は伝わったようです。

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